円皮鍼という鍼を使用した治療
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ウェルシュコーギーの陽向くん
夏生まれの気持ちの優しい彼は熱く湿度の高い季節が苦手。
湿が肩から首にかけて溜まり易く、脾の不調から瞼が重だるくなる症状がでてきます。
病気は内因性と外因性に分けて考えます。
内因性は自身の体の事で、自覚があること
外用性は自身ではなく自然界からの影響によりおこる現象
今年は暑い☀️のに加えて蒸し蒸し湿気がすごいですよね💦
外因性の影響は大いに受け易いのです
陽向くんは2年前の当院受診から、飼い主様が湿と熱に注意をはらった生活や食養生をちゃんと行なってくださってます。
それでも今年の気候は過酷なため、身体に影響がでてくるのです。
写真は鍼の施術風景です。
当院では通常鍼に加えて、円皮鍼という鍼を付けます。
円皮鍼は写真のように3m mにも満たない小さな鍼で、低刺激でゆっくり凝りを持続的にほぐしてくれる効果があります。
施術後は24時間以内に飼い主様に取り外していただいています。
お顔の不調など、心配事がありましたらお近くの鍼灸ができる獣医師のいる病院を受診してください。
不調の原因はそれぞれ、その子によって異なります。
先ずは診断を受けて体質を知ることから、是非✋