当クリニックでは、中医学（中国伝統医学）として、動物専用の漢方薬を用いた治療を提供しております。成分は人間用の漢方薬と同じものであり、動物たちの健康を害する心配がほとんどありません。
漢方薬は飲むタイプと塗るタイプをご用意し、体の現状を見極めたうえで、症状と関係する臓器や季節にも考慮した処方を心がけております。
現在他の治療でお薬を服用中の場合、漢方薬を通じてお薬の種類や量を減らせる可能性があります。適した漢方薬はその子ごとに異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。
漢方薬は、風邪や下痢腹痛などの一般的な症状だけでなく、西洋医学では効果が薄いと言われる悪性腫瘍や生活習慣病などの疾患、またアンチエイジングやストレスなどの現代病、西洋医学で行われる治療の副作用軽減にも用いられます。
当院では、中獣医学の四診（望診・問診・切診・聞診）を行って、わんちゃんやねこちゃんうさぎさんの体質に合わせた漢方を処方しています。漢方の効果が現れてくるまでには、時間がかかると思っている方は多いでしょう。しかし、疾患の種類によっては比較的早期に結果が現れてくることもあります。
当院では、わんちゃん・ねこちゃん・うさぎさんの治療を安心して続けていただくためにも、結果の見える医療を心がけております。
当院では、「飲む漢方」と「塗る漢方」を漢方治療に取り入れております。
「飲む漢方」も「塗る漢方」どちらの場合も、四診（望診・問診・切診・聞診）によって病気全体の総合分析をしてから、わんちゃん・ねこちゃんに合わせた漢方を処方しております。
当院で処方する漢方は、動物専用の中成薬で、動物が服用しやすい剤形になっています。
西洋医学的な治療の補助・代替として、又治療後の養生（手術後のケア・体力の回復）として、或いは病気になりにくい体質作りの為にお使いいただくことが出来ます。
飲んだ漢方が体内で吸収され、体の機能を少しずつ高めていき、それまで生じていた問題を改善へと導きます。
原材料は人用の中成薬と同等の品質のものを厳選し、防腐剤・香料・着色料は一切使用しておりませんので、安心して与えることが出来ます。
お薬嫌いの子や、お薬を飲めない子には「塗る漢方」がおすすめです。
耳の内側を中心に肌に直接塗るため、体内に吸収されるまでが早く、即効性の高さが特徴です。
漢方のオイルとして、感情に作用する「五情オイル」、臓器に作用する「五行オイル」体内にも作用する「症状別オイル」があり、不調の原因別に使い分けております。
また、椎間板ヘルニアの傾向があるなど、症例によっては痛みがある箇所にオイルを直接塗った後、鍼を用いた治療を行うこともあります。
